2016年11月19日土曜日

舎利礼文クリア!


舎利礼文(しゃりらいもん)。
このお経は、お釈迦様の遺骨(=舎利)に対して、礼敬の意を述べています。
枕経、葬儀、火葬場で唱えられます。
※枕経とは、亡くなられてからまず最初に行われる仏教儀式。故人の枕元でお経を唱えることから枕経と呼ばれます。

余談ですが、寿司屋でいうお米の「シャリ」は、色や形が火葬後の遺骨(=舎利)に似ていることから名付けられたようです。

意味としては、
一心に、あらゆる功徳を具えている釈迦如来に敬意をもって礼拝いたします。
我々が礼拝して敬えば、仏は我々の中に入り、我々は仏の中に入って、仏と一体になるのです。
そして、仏と心が通い合うために、我々は悟りを得るのです。
仏は人々に利益を与え、他者に対する慈悲(思いやり)を持ち、煩悩のない最高の悟りに到達します。
ですから、我々は今まさに礼拝するのです。

お経の意味がわかると、なぜその場面や時期に唱えるのか、が納得できますね。

残り6巻!

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