先日のブログでも触れたように、とにかくお経を覚えないことには話にならないため、起床後や就寝前、車での移動中など、すきま時間を使ってお経を唱えるようにしています。
お経というのは、意味がよくわからないことや現代語に翻訳できないことが多いので、覚えるのに骨が折れます。新たな箇所を覚えては覚えたはずの箇所を忘れる、そしてまた覚え直す、、、の繰り返しで、3歩進んで2歩下がります。
でも集中して尚且つ時間をかければ何とかなるもので、1週間で”大悲呪(だいひしゅ)”というお経を覚えました!”呪い”という文字が使ってあるので、恐ろしいお経なのかと思ってしまいますが、呪いではなく呪文ということです。
大悲呪の正式名は”千手千眼観自在菩薩廣大円満無礙大悲心陀羅尼経”といって、千手千眼をもつ観世音菩薩(観音様)の大慈悲心(思いやり)をあらわした陀羅尼(呪文)です。
観世音菩薩様のお慈悲を持って、私達の犯した罪の清浄を願う言葉であり、観音様に直接働きかけています。例えば、「慈悲深き観音様よ、喜びを与える者に幸あれー。」「貪欲や激しい怒り、愚痴の害毒を除こう。心の汚れを取り去りたまえー。」という言葉が続きます。
臨済宗では、食事前の勤め、法要、葬儀、行事など、般若心経と同じくらいよく唱えるお経で、リズムが良いので耳に残るお経ですよ。
これで覚えたお経は4つ。
まだまだ先は長い。。。
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