4月25日
入門33日目。接心終了。入門して初の外出。
長い1週間がようやく終わった。1週間、毎日4時起床で25時就寝、特に全体朝課・晩課、大量の飯・茶礼がかなりハードだった...。
ミスばかりだったけど、接心というのが何なのか理解できた。
そして、また1週間後に接心が始まるという...。しっかりこの1週間で修正しなくては。1週間振りの風呂がめちゃくちゃ気持ち良かった!!
接心が終わり、少し落ち着いたようで、以前から老師に指示されていた眼鏡の買い出しがあった。通称、眼鏡弁事。
入門前に新調した丸眼鏡が個性を強調し過ぎているから修行に向かないとのこと...。せっかく買ったのに...。
入門後、初の外出だ!でも一人では外出出来ず、2年目の先輩と一緒だった。
境内を出た瞬間、何とも言えない解放感があり、誰からも監視されず自由であることはこんなに有り難いことなのか、と感激した。
お店までの自転車を漕ぐ時間が、ものすごく心地よくずっと漕いでいたかった。
めったにないチャンスだったので、先輩にお願いして時間をもらい、入門後、家族と初めて電話が出来た。
毎日の大声による読経で自分の声が潰れてしまったせいで、最初は誰か分かったもらえなかった。
「俺だよ俺!」といっても全く気づいてもらえず、オレオレ詐欺かと警戒された。
お互いの近況報告が出来て、20分くらいだったと思うけど話が出来て元気がもらえた。残り11ヶ月、まだまだあるけど頑張らねば!!!
【雲水用語】
接心(せっしん):7日間の集中修行期間。一日の大半が坐禅。接心中は風呂に入れない。
弁事(べんじ):私用で外出を許されること。
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