臨済宗では、懺悔文(さんげもん)は、葬式の際に唱えるお経で、三帰戒(さんきかい)は、葬式と結婚式で唱えるお経。
まず懺悔文から。これまでに犯した罪や過ちをを懺悔し改める言葉です。
『我昔所造諸悪業(がしゃくしょぞうしょあくごう)』
私は、昔からたくさんの悪をなしてきました。
『皆由無始貪瞋癡(かいゆうむしとんじんち)』
果てしない過去の世から、欲望と怒りと愚かさによって、
『従身口意之所生(じゅうしんくいししょしょう)』
身の行いと、口にする言葉と、迷いの心から生じ、積み重ねてしまった悪です。
『一切我今皆懺悔(いっさいがこんかいさんげ)』
それらの全てを、私は今、懴悔いたします。
次に三帰戒。仏・法・僧に帰依することを誓います。
仏とは、仏様(悟りを開いた人)のこと。
法とは、仏様の教えのこと。
僧とは、仏様の教えを守り、修行・生活する人のこと。
残り1巻!
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