2016年10月1日土曜日

仏頂尊勝陀羅尼クリア!


”仏頂尊勝陀羅尼(ぶちんそんしんどろに)”は、病悩消滅・長寿安楽・厄難除去の功徳があるとされている陀羅尼(呪文)です。

仏頂とは、仏様の頭のこと。
仏様の頭は独特な形をしています。頭のてっぺんが盛り上がり、大きなぽっちがあります。
それが仏様の証拠ということになり、いつのまにか仏様の頭頂部分を信仰する仏頂崇拝が生まれ、頭頂部分だけが仏様になった仏頂尊が誕生しました。
この仏頂尊の力を持つのが、仏頂尊勝陀羅尼ということになります。

日本で一般に良く知られたものであったことは、
この陀羅尼によって、百鬼夜行から救われたという話が「今昔物語」に書いてあります。

「今昔物語」には、藤原常行(平安時代の貴族)が百鬼夜行(鬼や妖怪が夜に列をなして歩き回ること)に出会った際に、仏頂尊勝陀羅尼を写経したものを身につけていたために、鬼に食べられずにすんだというエピソードが残っています。
京都の「東寺」に、仏頂尊勝陀羅尼が刻まれた石碑が残っているようですので、いつか見に行きたいものです!

先日紹介した”大悲呪”と同様に、陀羅尼です。
陀羅尼は漢文に翻訳せず、原文のサンスクリット語をそのまま唱えるため、意味が全く分からず、覚えるのにかなり苦労しましたが、今回は5日でクリア!
お経を覚えるコツを少し掴めたような気がしています。

自己流ですが、お経の覚え方をちらっとご紹介します。
例えば、

「びしゅだやー ぼだやー ばぎゃばてい」
⇒電話機を押すイメージで、(頭文字が)”ピポパ”

「はらだー ◯◯ そばはんばー 」
⇒原田さんが蕎麦を作っている。

「あゆさんだらにー ◯◯ うしゅにしゃ」
⇒鮎が鵜に食べられる。

「ただだぼだー くち はりびしゅてい」
⇒ぼた餅を口から食べる。

文字にしてみると、かなりふざけているようですが、極めて真剣です(笑)
パーツパーツに関連性をもたせると高い確率で定着します。
お経以外にも応用できそうなので、オススメです。

次はいよいよ観音経!
なんと経本26ページに渡る長編です!!
果たして、いつになったら覚えられるのやら。

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